小学校支援員ねずママ子ども成長応援日記♪

現役特別教育支援員の小学校通常級での支援記録です。

勉強ができるより大事なこと。

とある小学校の通常級で発達凸凹支援員をやってます。

日々の支援の中で感じたこと、考えたことや伝えたいことをつれづれに綴っています。

 

さて、私も先日ワクチンの2回接種が終わりました。

 

特に2回目は副反応出るという周りの感想が多かったので戦々恐々でした😅

 

接種翌日は普通に仕事を入れてしまっていたのですが、夕方になるにつれ、体が熱く重くなっていきました。

熱を測ると、38.3°C。

 

やはり来たかーと思い、息子2人に寝室に入ることを告げ、早々に横になりました。

 

しばらくすると、階下から息子たちの話し声が。

 

長男「母さん、何か食べた方がいいよね。うどんでいいかな。」

 

次男「そだね、白だし使うと美味いよ」

 

中3と小6の男2人で、やいやい相談しながら楽しそうに料理をしています。

 

熱にうなされながら、ボーッとそれを聞いていましたが、思わず涙が溢れました。

 

勉強嫌いでも、

宿題できなくても、

学校行きたくなくても、

友達いなくても、

発達障害であっても。

 

困っている人を助けるために料理ができるってすごいじゃないか、我が息子たちよ‼️

 

学力が高いことはもちろん素晴らしいことですが、大人になって、

 

自分で食べること、

分からなかったら人に聞くこと、

困った人がいたら助けてあげること、

 

これらができるって本当に大切なことだなと思います。

だって生きていくって生活スキルと自律スキルが必要だから。

 

これこそ、学校で学ばなきゃいけないんじゃないかと。

 

日々支援で子供たちと関わる中で、できないことがたくさんあって先生に叱られ、自分はダメだと思ってしまう子たちがたくさんいます。

 

でもそういう子も、ふとした優しさや心遣いを見せることがあります。

叱り続けている先生は、良い所があっても切り替えてその部分は褒めるということがしづらくなっているように感じます。

 

だから私の立場では、ちゃんと言語化して褒めたい。

 

君にはこんな素晴らしいところがあるんだよ、と。

 

そんな時本人はたいてい無意識なので、意識して、自分にも褒められるとこあるじゃんって思ってもらえたらいいなって思います。

 

息子たちのうどん、最高だったなぁ☺️

 

たまには倒れるのもいいかも。笑。

 

今日も支援は続く…